お金がいくらあっても仕事は辞めないと言う人たち

よく「お金がいくらでもあったら、つまりお金の心配が一切なかったら、それでも今の仕事を続けますか？」という質問を耳にすることがあります。テレビや雑誌の取材で一般の人にたまにされるような質問ですね。億単位でいくらでもお金が湧き出てくるようなありえない状態なら仕事を辞めても良いのではないかと思う人は多いと思います。

でも必ず「いや、いくらお金があっても仕事は続ける」と言う人も一定数います。その主な理由は「社会と繋がっていたいから」でしょうね。その気持ちは想像つきます。私は一般庶民で主に生活のために仕事をしていますし、今の事務の仕事も決して心の底から気に入っているというわけではありません。しかしながらお金がいくらあっても、恐らく何もしないでお金を使うだけの生活だと飽きてしまい、生き甲斐を感じなくなってしまうのでは、と思ってしまいます。

まあ実際そういった生活を経験してみないと分かりませんけどね。別に仕事をしなくても何らかのボランティア活動といった形で社会と繋がっているのも良いと思います。よくお爺さんやお婆さんたちが大きな和室に集まって俳句や短歌の作品をシェアしてお話しているサークルみたいなのがありますが、ああいうのもかなり楽しいかも、なんて思ったりしている私です。